「実践BtoBマーケティング」

自分自身の仕事に活かすため、

マーケティングの勉強をしようと思い本書を手に取った。

他にも色々な本を買って、まずはこれを読んでみたが、

マーケティングの原理原則、本質を学ぶには本書一冊で十分だと思った。

それほど本質的なことが書かれている本。

 

そして内容も、佐藤さん独自の戦略BASiCSというフレームワークにより、

驚くほど分かり易く構成・説明されている。

実務経験も含め、長年の経験の蓄積があって初めて書けるような内容と感じた。

繰り返し読み、実際に使うことで、原理原則・本質を身に付けたいと思う。

 

最後に、本書の中で、「戦略的なマーケティング」とは、

「考えるべきことを考え、やるべきことをやる」ということだと書かれている。

そしてそれはマーケティング以外の何事にも当てはまる、とも。

抽象的な言葉だが、全くその通りだと思う。本質は常にシンプルなんだろう。

 

 

「[新版]問題解決の実学」

問題解決のアプローチを学ぶための本は多く存在しているが、この本はおすすめ。

 

書籍の各所に散りばめられている著者の日本企業に対する問題意識からは、

実情を正確に把握し、本質を捉えられていることが感じられる。

(自分が日系メーカーで働いていて感じることとかなりマッチしている)

 

そして、紹介されているアプローチは、

おそらく著者自身が実践の積み重ねによってその有用性を検証してきたと思われ、

いずれも具体的で分かり易く解説されている。

同著書の「はじめての問題解決トレーニング」も合わせて読めば、

問題解決のための具体的アプローチをより深く知ることができるだろう。

(更に、ビジネス・ブレークスルー大学の問題解決必須スキルコースを

合わせて受講することもおすすめしたかったのだが、残念ながらこちらは、

著者のBBT大学退職に伴い提供中止になってしまった)

 

重要な注意点は、著書も繰り返し述べているが、

問題解決は知識やスキルではなく考え方・生き方であり、

繰り返し実践で使うことによってしか身につかない、ということ。

 

これはまさにその通りで、スポーツの比喩で考えるのが分かり易いと思う。

いくら野球を本で学んだり観戦したりしても、

練習しなければ上手にはならない、というやつだ。

自分自身も、問題解決の本を何冊読み漁ったか分からないが、

一向に身につかなかったわけで、実践しながら身につける必要があることは強く実感している。

 

なお、この本を読んで感じた印象の一つは、

一冊にかなりの内容が詰め込まれているということ。

実践練習を積み重ねつつ、何度も繰り返し読み返すべき本だと思った。

 

[新版]問題解決の実学

[新版]問題解決の実学

 

 

はじめての問題解決力トレーニング―――図を描けば本当の問題点が発見できる
 

 

「本音で生きる」

「ゼロ」を読んで以来、久しぶりに堀江さんの本を読んだ。

 

本書で言われていることは、

「本音で生きること」「やりたいことをやること」、

そのためには以下の3つが重要とのこと。

 

1. 言い訳しないこと

2. バランスをとろうとしないこと

3. 「自意識」と「プライド」を捨てること

 

そして、「やりたいことを見つけて、

ノリとフィーリングでチャレンジするだけ」ということ。

このメッセージは、頭の中に強く印象に残った。

 

本書を読んでみて、その通りだなぁと納得させられることが多かった。

しかし、上記は生き方の問題であり、そう簡単に実行できる話ではない。

とはいえ、本当に「本音で生きたい」「やりたいことをやりたい」と思うのであれば、

困難を覚悟して、気合を入れて自分を変えるべく取り組むしか無いのであろう。

 

自分はどちらかと言えば、頭でっかちで、

何かを始めようとする時にあれこれ考えて、足踏みしてしまうタイプだ。

そうしているうちに、

何も達成できず時間だけが過ぎていってしまうことも少なくない。

でも、「やりたいことをやりたい」と強く思っており、

理想の自分と現実の自分のギャップに苦しめられていたりする。

 

その時々の直感(ノリとフィーリング)を信じて

とにかくやってみることが、解決策になるかもしれない。

やってみないと、前に進めないのは間違いないのだし。

 

最近はそのようなことを考えるようになってきている。

 

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)

 

 

TOEFL@武蔵小杉

武蔵小杉のテストセンターにてTOEFL受験。

前回受けてから7年ぶりくらいの受験のため、

会場での事前手続きなど、少し戸惑ってしまったり。

(ちなみに、7年前のETSの受験記録は消えてしまっており、

点数確認はできなかった。確か合計で91点だった記憶有り)

 

予想スコアは、R: 27  L: 18  S: 18  W: 27で合計90点。

Readingは思いの外スラスラ解けたが、Listeningは予想外にできなかった。

概略の内容は理解できたが、詳細が聞き取れず、理解できない部分が多かった。

他の参加者の"I live in Tokyo."アタックなどで、集中力が落ちてしまったのも一因。

 

テストセンター自体の環境は非常に良かった。

隣とはきちんと仕切られていたし、ヘッドホンの質も悪くなかった。

 

さて、次回までの準備としては、ListeningとSpeakingの強化。

Web TOEFLとレアジョブを中心にレベルアップを図りたい。

スコア予想から、課題がかなり明確になったので良かった。

(もっと早めに受けておくべきだったと反省。

やはり、まず受けてみるというアプローチが目標スコア達成の一番の近道)

 

また、集中力を維持するため耳栓を購入。

次回2月は更なるスコアアップを目指し、3月末までに100点を達成したい。

 

 

できるかできないかではなく、やるかやらないか

「できるかできないかではなく、やるかやらないか」

 

物事を成し遂げられない人と成し遂げられる人との違いとしてよく言われる言葉だけど、この言葉が最近頭に残っている。

 

自分自身はかなり心配症な方で、何かを始めようとする時にはまずできるかできないかを考えてしまう。新しいことを始めることで失うことやそれに伴うリスクなど、懸念点が次々と頭に浮かんでくる。

 

たとえ何かを始めた後でも、上記の思考は残り続け、結果として物事への取り組みは中途半端になる。しばらくして、時間のみが経過し、何事も成し遂げられておらず、以前の自分と今の自分がほとんど変わっていないことに気付く。

 

とても重要で本質的なことは、「実際にやらない限り成長は無い」ということだ。

できるできない、などあれこれと考えている間は、物事への取り組みは中途半端になるかあるいは停滞してしまう。やりたいと思うことは、とにかくやってみる、やり続けるに限るのだと思う。それがやりたいことに取り組み、成果を上げるためのコツなのだろう。

 

冒頭に述べた通り、「できるかできないかではなく、やるかやらないか」というのは、まさに成果を上げられない人と成果を上げられる人の違いなのだと思う。やると決めたら、とにかくやる。ひたすらやる。どうしても駄目だ、嫌だ、止めたいと思ったら止めれば良いだけのこと。余計なことは考えずにやり続けることが大事。そうしたらいつか成果は出るはず。

 

多くの人は本能的に新しいことを始める際にはリスクを感じるだろうし、色々な心配事が頭に浮かぶと思う。自分のように、心配症な性格の人間は尚更そうだ。しかし、おそらく上記で述べたことは正しいことなのだろうと思う。ただ、そういうことなんだろうと思う。

 

MBAは今の自分にとって必要だと思うし、やりたいと思うことの一つ。

やると決めたわけだから、とにかくやり続けることで良い結果を出したい。

MBA卒業生の方のお話

今日はアジアのMBAホルダーの方の話を聞けた。

自分の勤務先と似たような日系メーカーに勤めている方だったので、

共感できる点が多く話は盛り上がった。

 

印象に残ったのは以下の点。

 

・応募時にTOEFLやGMATの点数が足りていなくても、

 試験を受け続け点数をupdateすることでチャンスを掴み合格することは可能。

 (最後まで点数が足りていなくても合格可能)

 

・授業はケースが中心。マネージャーとしての意思決定の疑似経験ができるが、

 実際に意思決定をして実行していくことはそれよりはるかに難しいと心得ておくべき。

 

・日本採用か現地就職かは不明だが、卒業後現地で働き続けるケースも多い。

 

・やっぱり、待遇など、社費留学はとても恵まれている(笑)

 しかし、会社はMBAの活用についてそれほど真剣に考えてはいないため、

 十分に生かされないケースも。

 

・スケジュールとしては、6月までにTOEFL、その後GMATという感じが理想的か?

 

色んな情報ソースが有りますが、

卒業生の方のお話は実体験に基づいているのでfactで有るし、

realityも感じられるのでとても参考になった。

 

自分自身は、アジアというよりは、

1年制で国際性豊かなヨーロッパのMBA志望のため、

今後はそちらの卒業生の方のお話をもっと聞いていきたい。

2017年

ブログ更新してなさすぎなわけですが・・・

 

2017年になりました。

2016年は、目標に対してあまり前進できなかったことが反省点ではありますが、自分が今後目指していくべき方向性がはっきりしてきた一年でした。これまでキャリアや人生について色々と悩んできましたが、ようやく自分の納得できる道が見つかりつつある感じです。

それを踏まえて、2017年は、「とにかく行動し、前に進む年」にしたいと思っています。目指すべき方向性、目標が定まったら、後はやるだけ、というわけです。

 

具体的な目標は以下の三つ。

 

1. 健康を手に入れる(取り戻す)

睡眠、食事に気を使い、運動や瞑想も継続して、身体的・精神的健康を維持したいと思います。昨年は身体的・精神的に安定しておらず、仕事やプライベートでの活動レベルが低下してしまった時期もあったため、身体的・精神的健康を維持することが、充実した人生を送る上での大前提であることを改めて実感しています。

 

2. 信頼を手に入れる(取り戻す)

自分に対して、他人に対して誠実な心で向き合い、それを行動に移していくことによって、自信を取り戻すとともに周囲からより強い信頼を得たいと思います。自分にとっては、信頼も健康と同様、理想的な人生を送る上で大前提となるものであり、重要なものです。

 

3. 前進する

MBA留学、仕事での成果、BBT大学の問題解決コース、簿記等、短期目標はかなりクリアですし、中長期目標とのつながりもかなり見えてきています。後はやるだけです。最近なかなかできていないのですが、とにかく手を付け、行動し、前に進んでいきたいと思います。

 

2017年も皆様にとって良い一年になりますように。